mixing ミキシングをやる意味とは!?

単に音量を調整して終わりではなくて、
理想と現実の折り合いをつける作業だと思います。


*この内容については今後より詳しく説明する予定です。



なぜMix ミックスMixing ミキシングと呼ばれる作業が必要なのでしょうか?

録音して、それを再生さえすればそれでいいのではないでしょうか?


しかし現実にはそのようにはいきません。


今回はなぜ現代の音楽制作にMix作業が求められるのか?

ということについて簡単に説明していきたいと思います。



オーディオ能力の限界

一般的なオーディオ再生機器というものは、特に日本ではLR二個のスピーカを持つ

ステレオオーディオがほとんどなのでそれを中心に考えます。


現実にステレオオーディオでの『再生』というものはあくまで擬似的なものであり、その再現性は限界のあるものです。そこにマルチトラックレコーディング(以下、MTRと略)という手段、あるいは工程が組み込まれると、人間のてによる調整なしには、ステレオオーディオとして成立した音になりません。MTRはあくまでコストを下げる便利な手段で音響的にはむしろマイナスも多いわけです。



マルチトラックの弊害

マルチトラックによって楽器ごとトラックごとの録音、調整が容易になり

編集など作業時においての利便性が向上したことは明らかです。


よって音楽産業史上偉大な発明の一つでありますが、現実にはその利便性の反面、

トラック全体、音楽としての一体感が損なわれるという事態になりました。

それはまさしくバラバラにマイクを立て、バラバラに録られているからです。



リアルであればよいのか?

良いマイクを使い、クリアなサウンドで録音し、それを単に再生したといって

それがオーディオとしてよい音になるとも限りません。


そもそもが再生といえども、電気を使った擬似的なものであるので

ミックス上において、より自然に、あるいはよりかっこよく聞こえるような

音に調整する必要があります。



"オーディオ"という枠組みに合ったオンガクを

音楽とはつまりライブであり、生楽器によるものが全ての時代があったわけです。

そうしたものを如何にオーディオというものに落とし込めるか?が

かつてのオーディオエンジニアの最優先課題であったわけですが、

現在はどうでしょうか?

オーディオという規格あっての音楽スタイルが主流でしょう。

テクノ、エレクトロミュージック、ヒップホップ、EDMなどなど。


これは生楽器の再現性など考える必要はないわけです。

あくまでそのスタイルの良い音を追及すればいいわけなので。

しかしそれらも、Mixでのバランス調整は必要です。

どっちにしろMTRであればバラバラな状態なわけなので。


つまりいろいろなやり方、スタイルがある、ということは

頭に入れておくべきだと自戒も込めて言っておきます。



まとめ

以上のような理由の下に

オーディオというものの構造的な欠陥をカバーするための

後処理、そしてよりリアル(自然とは限らない)に聞こえるように

あるいはより派手に。


バラバラの状態から再構成して、

一つの生命体(抽象的な例え方ですいません)として成立させる。

そうした作業を行うのがMixの役割といえます。

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